勾配解析
選択したボディの面がどの程度傾斜しているかを、色分けによって視覚的に確認するコマンドです。
「勾配解析」は、各モードの共通コマンドです。
ツールバーの【検査】→【勾配解析】でコマンドを選択できます。

目次
ボディの選択
コマンドを選択すると、勾配解析のダイアログが表示されます。

次に、解析するボディを選択します。

ボディを選択すると、ダイアログ内の「ボディ」の文字の右に、選択したボディの数が表示されます。
ボディを選択しただけでは色分けはされません。
方向の選択
ボディを選択したら、次は方向を選択します。
ダイアログ内の「方向」の文字の右にある「選択」と書かれている部分をクリックすると、平面の選択ができるようになります。平面は「XY平面」「YZ平面」「XZ平面」の3つから選択します。ここでは「XY平面」を選択しています。

ダイアログの下側にある「OK」ボタンをクリックすると決定されます。
勾配角度
勾配角度を設定します。設定した開始角度と終了角度によって、角度のついた面が色分けされます。

公差域
チェックを入れると、許容差のグラデーションを表示します。
許容差
許容差の開始角度と終了角度を設定します。
不透明度
面に表示される色の不透明度を指定します。範囲は「0〜100%」になります。
高品質
チェックを入れると、グラデーションの表示品質を高めます。