線分[スケッチ]

線分を描くコマンドです。

スケッチモード時に、ツールバーの【作成】 → 【線分】でコマンドを選択できます。

目次

始点と終点で線分を描く

左クリックで始点と終点を選択すると、線分が1本描けます。その線分の終点を始点として、続けて2本目、3本目と線分を描いていきます。

線分を3本以上描いて三角形や四角形のように閉じた図形になると、連続して線分を描くモードが終わります。

連続して線分を描くモードが終了しているときにキーボードの「ENTER」を押すと、線分のコマンドが終了します。

連続して線分を描くモードになっているときに「ENTER」を押すと、マウスカーソルのある場所が終点となる線分が描かれ、その線分だけに寸法が描かれます。そして連続して線分を描くモードが終了します。

長さを指定する

線分の始点を決定すると長さと角度が表示されるようになります。ここでキーボードで数字を入力すると、その数値で長さが固定され、あとは線分の方向を指定するだけになります。

長さを指定した状態で線分を描くと、長さ寸法も同時に描かれます。

長さの固定を解除したい場合は、キーボードの「ESC」を押します。

角度を指定する

線分の始点を決定したあとは入力先が長さになっていますが、キーボードの「TAB」を押すと角度の入力に切り替わります。

このとき、線分が1本目の場合は角度の基準が横軸になります。横軸を0とした位置からの角度です。マウスの位置によって線分の方向が変わります。0か90の倍数の場合は2方向で、それ以外の場合は4方向から選択することになります。

線分が2本目以降の場合は、直前に描いた線分からの角度になります。

角度を指定した状態で線分を描くと、角度寸法も同時に描かれます。このとき、補助線が描かれることもあります。

また、長さと角度を両方指定している場合は、長さと角度の寸法が両方描かれます。

角度の固定を解除したい場合は、キーボードの「ESC」を押します。

途中で連続して描くモードを終了させる

途中で連続して描くモードを終わらせたい場合は、表示されている「✓」をクリックするか、終点をダブルクリックすると終了します。

また、右クリックをして「キャンセル」または「OK」を選択するか、キーボードの「ESC」でも終了できます。ただし、長さや角度を指定している場合は、「ESC」キーを2回押す必要があります。これらの方法は線分コマンドも終了するので、線分コマンドを終了させたくない場合は、「✓」をクリックするか終点をダブルクリックします。

線分コマンドで円弧を描く

線分の終点を決定するときに左クリックではなく左ドラッグをすると、次に描かれるのが線分ではなく円弧になります。

左ボタンから指を離すと円弧の終点を決定します。

円弧の終点を決定したあとは再び線分になりますが、直前に描いた円弧の終点を左ドラッグすると連続して円弧を描くこともできます。

中心線(一点鎖線)を描く

線分コマンドを選択すると、スケッチパレットにある「中心線」を選択することができます。

中心線を選択した状態で線分を描くと、線が一点鎖線になります。

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